辛い腰痛を予防するために大切なのはマットレスの選び方

腰痛を悪化させる原因の一つは、寝ているときの姿勢です。

寝ているときの姿勢を改善し、腰痛を予防したり楽にするには、寝具の工夫が必要です。

特にマットレスの選び方によっては、大きな違いが生じます。

どんなマットレスを選んだらよいのでしょうか。

腰痛と睡眠時の姿勢の関係

睡眠姿勢と腰痛

腰痛というと重いものを持ったり、同じ姿勢でいることで起こってくるというイメージがあります。

確かに重いものを持つことでヘルニアになりやすくなることはあります。

また、長時間座ったままの仕事や立ったままの仕事をしている人は、腰痛になりがちです。

これは筋肉の疲労や血行が悪くなることで、痛みが出るのが原因です。

このことを考えると、腰に負担がかかる仕事をしている人は、腰回りの筋肉をしっかり休ませることも必要となってきます。

十分に腰回りの筋肉をリラックスさせ、疲労を蓄積させないことが腰痛の予防になります。

しかし、朝起きた時、しっかり疲れがとれていない、という人や、逆に朝起きると腰が辛いという人もいます。

これはなぜなのでしょうか。

腰を休められる姿勢とは

よく、フワフワの布団で寝ると腰にはよくない、というので、硬い布団を床に敷いて寝る、という話を聞きます。

しかし、布団だけで寝てみると、床の硬さが直接腰に当たって、痛みを感じることがあります。

やはり、布団だけでなくマットレスを使用するのがよいのです。

また、腰を休めるためには、腰が沈みこまないようにすることが必要です。

寝具が柔らかすぎて、腰だけが沈む体勢になると、腰痛の原因になります。

さらに、ずっと上を向いた姿勢のままでは、どうしても腰に負担が生じます。

適当に寝がえりをうつことで、圧迫される場所を変えることが必要です。

寝る姿勢の決め手となるのは、「硬すぎない」「腰が沈まない」「寝返りしやすい」という3つの点と言えるでしょう。

このような点を満たしたマットレスを使うことで、腰をしっかり休められるようになります。

マットレスの特性と腰痛

低反発か高反発か

販売されているマットレスの特徴として、「低反発」あるいは「高反発」などと書かれていることがあります。

低反発の場合、手で押すとそのままの形に沈み込んで、なかなか元に戻らないようになっています。

触ると気持ちよく、身体に沿うのですが、低反発は寝返りがしにくいのです。

腰の形に沈み込んでしまうのも、よくありません。

腰痛の人にとっては、高反発のほうが向いています。

「高反発」とうたわれていなくても、押したら弾力があってすぐに元に戻るタイプを選びましょう。

厚いものと薄いもの

薄いタイプのマットレスは、体重で押されて床の硬さが直接伝わってしまいがちです。

特に体重の重い人は、厚めのものを選ぶ必要があります。

ただし、あまりにも厚いマットレスは、寝返りをうつたびに振動が起こり、落ち着かない場合もあります。

自分の体重に合わせてちょうどよい厚さのものを選ぶ必要があります。

へたりやすさ

安いマットレスの場合、買った当初は良くても、簡単にへたってしまって、腰の部分だけ低くなってしまうことがあります。

こうなってしまうと腰によくない形で固定されてしまい、寝返りもできなくなってしまいます。

へたりにくい、丈夫なものを選ぶとよいでしょう。

体圧分散

マットレスの中には、「体圧分散」をうたっているものあります。

例えば腰の部分と肩の部分では重さが違うので、沈み込む力=体圧が異なります。

この体圧をバラバラに支えることができるのが体圧分散性のマットレスです。

ただし、バラバラに支える、というのは柔らかすぎて気持ちがいいけれども、寝返りがしにくい、ということにもなりがちです。

腰痛予防のためには「適切な体圧分散性」が有効といえます。

なかには、肩と腰の部分ではそれぞれ硬さを変えてある、などの工夫があるマットレスもあります。

マットレスの選び方

マットレスの値段は本当に幅が広くて、迷うところですが、へたりやすさを考えるとあまり安いものを避けるべきでしょう。

また、低反発のものは絶対に避けるとしても、高反発であればよいというわけではありません。

自分の体重にあった柔らかさのものを選ぶ必要があるので、できれば直接触ってみたり寝転がってみるのがおすすめです。

通販でもマットレスが販売されていますが、現物を実店舗で確認してから買うようにするとよいでしょう。

また、ベッドの上ではなく、畳や床の上で使用する場合は、昼間は押し入れやクロゼットに収納することになります。

マットレスの中には、丸めたり、折りたたんだりして収納できるものもあるので、検討してみましょう。

折りたためるものは、少し値段が高くなりがちですが、マットレス内が布で分割されているので、へたりにくく寝返りしやすいのも特徴です。

その点で、3つ折りのものより、4つから6つに折りたためるマットレスのほうがおすすめといえるでしょう。

まとめ

寝ることは身体を休める大切な時間であり、マットレスはそのために重要な役割をはたしています。

特に、朝起きた時に腰が痛いという人は、マットレスを変えるだけで楽になる場合があります。

また、しっかり腰を休め腰痛の慢性化を防ぐためにも自分に合ったマットレスを選びましょう。

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